法規は毎日勉強して攻略する18日目
本記事では、電気用品安全法に該当する機器はどれかといった問題を紹介する。
ちなみに自分はこういった問題に苦手意識がある。参考書を見ても、該当機器の母数がわからないので、結局はネット検索しなくてはいけないからだ。
法律に記載されている該当機器をまとめて書いておいたので、問題を解き終えた後、目を通すことをオススメする。
また、自分が試した中で、一番覚えやすかった「安全法の対象となるものの考え方」も載せておいた。
問題
電気用品安全法における特定電気用品以外の電気品はどれか。
(1)定格100Vの換気扇
(2)1.6mm、600Vのビニル絶縁電線
(3)定格200Vの携帯発電機
(4)定格30Aのスイッチ
(5)定格30Aのヒューズ
「続きを読む」を押すと、解答とポイントが表示されます。
解答
(1)
覚えるべきポイントの要約
換気扇は特定電気用品に該当しない。(1)以外は全て特定電気用品として明記されている。
「安全法の該当機器を選択する問題」に関しては数値で間違いを探すような問題は出ていないから安心して欲しい。
数値まで覚えるようになったら、もの凄い大変。今のところはいい。
実際には、安全法の中には、数値の規制が沢山ある。電圧に関して言えば、携帯発電機は30~300Vやヒューズは1~200Aといったように細かく規定されている。電流で言えば、スイッチは100A以下、絶縁電線は100mm2以下といったように規定されている。
そのため、電験法規の「安全法」の勉強する上で、必要なのは「数値」よりむしろ「機器名」。
電動力応用機器類に関しては、機器が限られていて、電気ポンプ、冷蔵冷凍用ショーケース、自動販売機、電動式おもちゃ・乗り物 である。
参考情報「自分のまとめ方」
自分が覚えやすかったまとめ方を載せておく。
特定電気用品をざっくりジャンル別にして、タイトルをつけると記憶しやすかった。
このまとめ方で覚えておくだけでも、電験法規クラスの問題であれば、正解を見つけることが可能だ。
【特定電気用品】
①電線類
②配線器具類
・ヒューズ
・開閉器
・接続器(配線用遮断器含む)
・電流制限器(ジョイントボックス)
③小形単相変圧器
④電熱器具類
・電気便座
・電気温水器
・水道凍結防止器
⑤電動力応用器具類
・電気ポンプ
・冷蔵冷凍用ショーケース
・自動販売機
・電動式おもちゃ(乗り物含む)
⑥高周波脱毛器
⑦携帯発電機
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次は、問題の質問が今回の記事の反対になっていることに注意して解いてみて欲しい。
こっちの方が難しい。
選択肢がかなり紛らわしい。