電圧区分の規定を理解する
電験に慣れた方であれば
「いよいよ来たか」
そういった感覚に襲われるのではないだろうか。
実際、記事を書いている自分が襲われてしまっている。
この分野は、かなりの問題が存在する。
少しずつでいいので、覚えていこう。
毎日朝1問、昼1問、寝る前1問解くことで
1ヶ月で約90問解くことができる。
さらに、本ブログでは関連知識(ほぼ問題のようなもの)も埋め込んでいるので、数量で言えば、1.3倍してもいいぐらいだ。
これだけ頭にインプットすることができれば、間違いなく、この分野は攻略することができる。
さぁ、共に頑張ろう!!!
それぞれの目標に向かって、法規をインプットしよう。
また、今回は法規を覚えるコツも記載しておいた。
勉強のあとの楽しみにしておいて欲しい。
問題①
「電気設備技術基準の中で「電圧の種別等」にて、電圧区分が決まっている。正しいものを選択肢から選べ。」
「低圧」
直流にあっては(ア)V以下、交流にあっては(イ)V以下のもの
「高圧」
直流にあっては(ア)Vを、交流にあっては(イ)Vを超え、(ウ)V以下のもの
「特別高圧」
(ウ)Vを超えるもの
【選択肢】
(1)ア:700 イ:500 ウ:6000
(2)ア:750 イ:500 ウ:7000
(3)ア:750 イ:700 ウ:7000
(4)ア:750 イ:700 ウ:8000
(5)ア:700 イ:700 ウ:8000
「続きを読む」を押すと、解答とポイントが表示されます。
解答
(3)だ。
電圧の値を答える問題は非常に厄介。
しかし、今回の問題に登場する数値は、実務においても重要な数字なので覚えておこう。
ごちゃごちゃ書いてある問題を覚えようとすると、かなり記憶に定着しにくい。
自分は、下記のようなまとめ方をしている。
♢低圧の定義♢
直流 :750V以下
交流 :600V以下のもの
その差:150V
⇒交流は波打つ分、直流より低い(波高がある)
♢高圧の定義♢
低圧電圧から7000Vまで
まとめ
最後に、ここの問題を使って、法規の覚え方を一部紹介した。
実はこのまとめ方、理に適ったまとめ方なのである。
見て頂くと、気が付くと思うが、かなりシンプルにしてある。
しかし、何故か「脳内に記憶しやすい」と感じると思う。
脳に関わる解説(公式の覚え方)は、別の記事で解説した。またどこかで遭う機会があれば、解説させて頂きます。
参考情報
自分がまだ法規が苦手だった時代の話になる。
何度勉強しても、どんどん知識が抜けていく時期があった。
そこで、色々考えた末、まとめメモを作ることにしたのだ。
今回掲載したようなまとめ方で、法規の苦手箇所をどんどんメモをした。
そして、デスク回りに貼ったのである。
出社する度に、そのメモを見ることにした。
覚えたら、次のメモと入れ替える。
このようにインプットする知識を変化させていくことで、知識も身に付けることができた。そして、何より継続することができた。
勉強が続かない人は、一度試してみる価値はある。
2日目に進む
次も電圧に関する基準を学ぶ。絶縁耐力試験に関する問題に挑戦していく。ここでも電圧により、違いが生じるので注意して進もう。