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【電験法規の勉強資料】電気設備技術基準編の10日目「開閉所設備に関する法律」

「開閉所設備の問題に挑戦する」

いよいよ電気設備技術基準の10日目に突入する。前回の記事(9日目)では変圧器に関する問題を解き、大きな進歩を遂げることができた。



今回の記事は「開閉所に関する問題」に挑戦していく。

試験に関する内容なので少し難易度が高い。だが、ここを押さえることができれば、大きな武器になる。頑張りどころだ。

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試験に関する問題と言えば「電圧をかける試験」が代表的。

経験がある方は電圧に関する話は思い浮かべやすい。

だが、今日取り組む問題は「空気タンクの最高使用圧力に関する内容」である。解けない方も多いと思う。

試験に関する知識はバラバラに覚えても、記憶しにくい上に、覚えるべき母数を捉えているかわからなくて不安になる。

そこで、いい問題を紹介する。

「平成15年の過去問(電験3種)」だ。
知識をまとめて問うような問題が出題されている。


 

問題①

空気圧縮機、空気タンク及び圧縮空気を通ずる管は、(1)の1.5倍の水圧(水圧を連続して10分間加えて試験を行うことが困難である場合、(1)の1.25倍の気圧)を連続して10分間加えて試験を行ったとき、これに耐え、かつ、(2)がないものであるこ


空気タンクは、使用圧力において空気の補給がない状態で開閉器又は遮断器の投入及び遮断を連続して(3)回以上できる容量を有するものであること

空気圧縮機、空気タンク及び圧縮空気を通ずる管は(4)により残留応力が生じたり、ねじの締め付けにより無理な荷重がかからないようにすること

主空気タンクの圧力が(5)した場合に自動的に圧力を回復する装置を設けること

主空気タンク又はこれに近接する箇所には、使用圧力の1.5倍以上(6)倍以下の最高目盛のある圧力計を設けること

 

「続きを読む」を押すと、解答とポイントが表示されます。

 

解答

①最高使用圧力 ②漏えい ③1 ④溶接 ⑤低下 ⑥3

 

 

まとめ

今回「開閉所に関するまとめ問題」を紹介したが、初見で解けた方はいるだろうか。


もし解けたならば、すごく知識が身に付いていると思う。

ただ、出来なかった方も落ち込む必要はなく、今回の記事の内容を覚えておけばいい。


前にtwitter等でお伝えした内容でもあるのだが

過去の問題を分析すると、気付くことがある。


「試験に関する問題」「数値を問う問題」は出題されやすい傾向にある ということ


これは認識しておくと、勉強の力の入れどころを間違えなくて済む。(大切なことなので、定期的にお伝えしていきますね。)


問題文に個性があって覚えやすいといった特徴がある「試験に関する問題は特に狩る」ぐらいの気持ちでいるといいだろう。


試験本番では、大問を全て正解できると一気に点数が取れる。

その分、難しい数値問題で多少間違えても余裕で合格できる。

 

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