試験3日前からスタートして合格できるか
これは正直かなり難易度が高いです。
法規は暗記科目6割、計算問題4割の試験です。
せめて一週間前なら・・・と思ってしまいますね。
「1日あたり1時間しか勉強できません。ですが、あと3日で合格したいです」
といった質問をして下さった方がいますが
「さすがに無理です」
と回答しました。
4科目を1冊にまとめた参考書だったとしても
法規科目だけで100ページはあります。
計算問題でも30問は解かないと、なかなか点は取れないですね。15問ぐらい解けるだと知らない問題が半分出題されて、失点するという場面が容易に想像できます。
何時間勉強すれば合格できるのか
電験3種合格を目指す方へ
【電験の受験申込で悩んでいる方へ】電験三種合格に必要な勉強時間をざっくり算出してみた - 電験合格からやりたい仕事に就く
電験2種合格を目指す方へ
【電験の受験申込で悩んでいる方へ】電験二種合格に必要な勉強時間をざっくり算出してみた - 電験合格からやりたい仕事に就く
※電験1種合格を目指す方向けの記事は別途配信します。法規は電験2種と比べて、当然ながら難易度は上がっています。何の積み重ねもない方が挑戦するとなると、電験2種以上の時間がかかるのは言うまでもありません。
電験3種で「約50時間」
電験2種で「約100時間」
と上記の記事で算出結果をお伝えしました。
当然、頭の良い方や法規だけに集中できる方は40時間、もしくはもっと短い時間で合格できる可能性はあります。
ポイントは没頭できるか
「法規に没頭できますか??」という問いに明確に
「今日から3日間没頭できます」と答えられる方は合格できます。
まだ間に合います。
30時間準備できれば、まだ間に合います。
個人に能力差があるので
時間に安心せず、勉強方法は工夫した方がいいです。
注意事項なのですが
「一気にただやる」は恐らく失敗します。
一気にやると消化不良を起こす
法規科目のコツでもあるのですが
「消化不良をなくすこと」を定期的に心掛けて欲しいです。
法規の知識はほとんどが日常生活で触れることのない「知識」になります。つまり、覚えにくいのです。
しかも、法律なので「必須の知識」を絞り込まないと、かなり広い出題範囲を覚えることになり、時間切れになるパターンがかなり多いことも知っておいて欲しいです。
では、どうやって勉強すればいいのか??という疑問に行き着きます。
法規の短期決戦での勉強方法
勉強方法はこちらの記事(【電験完全攻略】第3種電気主任技術者試験攻略手順(2019年版)|maco|note)にまとめてあります。
※注意※
note記事の内容は記載していないので安心して下さいね。
だいたい法規の参考書は150ページから200ページ。解説が充実している解説集は300ページあったりします。
短期決戦では
序盤は「いかに知識量を増やすか」に重点を置くと、上手くいきます。
出題分野を把握するために「参考書をサッと短時間で読む」を数回行って欲しいです。
ここがスムーズにできるか否かがカギになります。
全体を把握する時間を短くできれば、残りの時間を別分野の勉強にまわすことができます。
スポーツもそうですが
「ポイントを押さえたトレーニング」はやはり効果的。
電験3種の法規はまだ3日前なら合格できる可能性はあるので、あきらめずに挑戦して頂ければと思います。
必ずあなた自身を助けてくれると思います。