本来あるべき姿をいうのであれば
「法律から学ぶ」
というのがあるべき姿だと思います。
ただ現状、電験法規を攻略するにはまだ「過去問ベース」で良いと考えています。
今日はこのあたりを解説していきます。
「電験の法規の勉強方法」をインターネットで検索する方は多いです。
今年の試験問題が難しかったこともあり、色々悩んでいる方も多いかと思います。
お伝えしたいのは
今この段階で勉強方法をひたすら悩むのではなく
「発想を逆転させて考えてみてほしい」ということです。
方法から考えるのをやめ、結果から追う
どの資格攻略でも言えることなのですが、ここがポイント。
やったことがない人はぜひ、試験問題の解答から勉強方法を考えてみてほしいです。
このステップを踏むことで、あなた自身の勉強方法が「合格できる勉強方法か否か」の判断をすることができます。
「試験問題の解答から追う」という表現をもっとストレートに言うと
「どのように問題は作られていますか?」ということです。
もっともっと掘り下げると
「どこから試験問題を持ってきていますか??」
というところまで行き着くでしょう。
ここまで行くと、勉強方法が確立し始めます。
また自分の勉強方法との差異を埋めるにはどんな工夫が必要かとも考えるようになります。
塾の講師をしていた頃の話になるのですが
中学生の生徒ぐらいですと、経験値に大きな差はありません。
成績の良し悪しは勉強方法で決まると言っても過言ではないです。
・教科書を流し読み
・ノートにただ書き写す
・色を塗る
この方法は向き不向きがあって、面白いことに点が取れる人と取れない人で真っ二つに分かれてしまいます。
では、点が取れない人(覚えられない人)は頭が悪いのか?出来るようにはならないのか?
答えを言うと
そんなことはなくて、その人に合った手段、解決方法が必ずあります。
流し読みで覚えられなかった人には
試験に出るポイントを穴埋めにしたワーク(参考書・問題集のようなもの)を活用したところ、面白いほどに点が伸びました。
中学校の学校で行われる試験ぐらいであれば、これで大抵点が上がります。
(そもそも学校の先生がそこから問題を持ってきていることもある)
では、法規で点が取れない人の話に戻りましょう。
・過去問をただ解いた
・流し読みをしていた
これで点が取れないようであれば、これまでの話を辿ると、自ずとやるべきことは見えてくるはずです。
このあたりを考えてみること自体も勉強になります。法規は中学校の試験より複雑なので。
考える過程を辿っていくと、法規科目を理解せざるを得ないでしょう。
そうすると、自ずと合格に近づいていけると自分は考えています。
時間はあるので、自己採点だけではなく、問題と解答をよく見直してみると前に一歩進むことができるでしょう。