お疲れ様です。
桜庭裕介です。
本日は受験生の多くが抱える悩みについて、自分なりの回答をしたいと思います。
テーマは「試験中のうるさい雑音」
資格試験のみならず、高校受験、大学受験、中学受験といった試験全般で飛び交う悩みですね。
この悩みを深堀して考えていきましょう。
本題に入る前に「雑音」と「自分自身」という話をします。
普段は気にならない「雑音」
普段気にならないような雑音が気になるといった経験は誰もがしたことがあるでしょう。
明日、大事な試験がある前日の夜なんかだと、時計の音がやけに気になる。
「カチ・・・カチ・・・カチ・・・・ガチ・・・」
といった稀に大きくなる音すら感知してしまったりします。
時計屋になった方がいいのでは?などと無駄なことを考えてしまったりもする。
さらに
普段は全然気にならず寝ているのになぁ・・・いやいや、早く寝なくては・・・7時間睡眠を・・・ノンレム睡眠とレム睡眠ってなんであるのか・・・云々カンヌン。
これらは「緊張状態に入っていて、神経が張りつめている状態」です。
正直に申すと、このまま寝れずに寝不足だとマズイです。それは誰もがわかることだと思います。
くれぐれも寝れないなら、漫画でも読むか!というのはやめて下さい。余計、寝れなくなり、4時ぐらいに就寝といったパターンに陥る可能性が高いです。
まずはこの対策方法を紹介します。
緊張しているという事実と向き合う
これが一番、自分に効果があった対策です。
以前、お伝えした副社長クラスにプレゼンをする仕事や数億円の仕事で司会をする仕事の前日は寝れませんでした。
普段と違い、ホテルという環境も関係していると思います。
百戦練磨という自負もある自分ですら、こういった状況に立つと「普段より寝つきが悪くなります」(ちなみにtwitterライブの際も寝れませんでした)
まず、何を伝えたかったかというと
人間は少なからず、緊張感を持つと寝れなくなるということです。
実はここを知っておくだけでも、全然違いますよ。「自分だけじゃないんだよ」と自分に優しく伝えてあげて下さい。
努力してきた人ほど緊張する
「普段何気なく、やってきたことなのに・・震える・・・」
プロのスポーツ選手でもこういったことはあるそうです。
例えば、身近なものでよく聞くのが
・サッカーのPK戦
・野球の送球
・卓球のサーブ
・バレーのサーブやトス
・アーチェリーや弓道の一投
瞬間的に決まってしまうことなどは、緊張しやすい傾向にあります。
これらの緊張の土台にあるのは「積み重ねてきた努力」でしょう。
全く努力をしてこなかったら、緊張しないでしょう。「努力しなかったからね」で済まされるからです。
まず、緊張している時点で「自分は頑張ってきたのだな」と自分を褒めてあげて下さい。
だいぶ緊張はほぐれてきますよ。
自分はだいたいこの思想に至ったら、寝ることができます。今までの努力してきたことを思い浮かべて「たぶんいけるなぁ」「足りない部分があるけど、精一杯やったよな」などと考えるとリラックスできます。
試験当日は「また緊張する」
まぁまぁ寝ることもできて、寝起きも悪くない。
よし!頑張るかと試験会場に向かいます。
自分の座席を見つけて、着席し鉛筆等を準備し終えました。
・・・
・・・・・
「音がやけに気になる」
「臭いも気になる」
こういった状況に陥ることがあります。
これもまた「緊張によって、神経が過敏になっている状態」です。
・隣の人のガタガタする音
・咳
・鼻水をすする音
・ページをめくる音
だんだん周りの人間に腹が立ってきたりします。
こういった状態に陥ったら、自分が好きなものを食べたり、飲んだりしましょう。もう教室から出た方がいいです。
ただ絶対にやっておいた方がいいのは
「気になるなら、即、試験官に言って下さい」
言わないと、たぶん何年、何十年と後悔することになります。騒音行為を何回も繰り返す人は退場させてくれます。今の試験監督は厳しい対応をしてくれます。
※直接、注意してもいいですが、言い返してくる人間もいますし、法律を犯してもいいと考える危険な人間もいます。一悶着あると、それはそれで不快になるので注意が必要です。
試験開始
「何故か、動揺が消えない・・・」
「巡回する試験官にすら、腹が立つ・・・」
こういった状態になったことがある人は結構多いのではないでしょうか。
これらにはちゃんとした原因があります。
まず、その原因がどこにあるかというと
「自分自身」
の中にあります。
隣の席の人間の咳や鼻水のすすり音も確かに気になるかもしれませんが、多くの場合、イライラや同様の原因はそれらではないです。
試験問題が解けない「苛立ち」が原因
かなりストレートですが、これが答えです。
断言してしまうのですが、人間は多少雑音があったとしても集中することができます。
「話しかけられる」といった最大の阻害以外であれば、結構集中できるものなのです。
自分の解いたことのある問題やその類似問題を解くことを想定してみて下さい。
たぶん、周りの僅かな雑音など気にならないはずです。
解くことに集中して、音が気にならなくなるでしょう。逆に解けない問題にぶつかっている時は、焦るほどに神経が過剰に反応し、自分の呼吸すら気になってしまうものです。
かなり、厳しいことを言うのですが
「試験問題を解けないことを自分以外のせいにしてはいけません」
塾講師等は、試験直前には決して、こんなことは言わないです。ただ電験であれば、まだ時間があるので厳しいことを言いました。
要は「解ける準備をしておけば、何の問題もない」という話
結論になりますが、試験本番にイライラしたりするようであれば、それは自分自身の勉強量が足りていないということ。
今年、電験1種に挑戦するような方は、電験3種や電験2種一次試験の問題を解かせてみると、おそらくイライラしないです。塾の講師も当然ですね。
試験で結果を出すためには「圧倒的に努力して、合格基準のギリギリを狙うのではなく上回るぐらいの感覚」を持つことが重要。
「自分は大丈夫」だと言い聞かせ、試験を解き進めていくと、雑念に囚われずにスムーズに試験を解いていけるでしょう。
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