電験法規完全攻略

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《トヨタ式改善の体験談》使いこなせると最強。力量がない人は無理しか言えない。

お疲れ様です。

 

電験を研究し続けている桜庭裕介です。

 

この電験法規完全攻略では、記事を定期的に配信することで

 

「法規の勉強をしておくか」

 

となることを狙っています。

 

 

・面白い記事
・仕事のやる気を引き出す記事

 

だけではなく

 

読解力と記憶力を習得できる本等もオススメするようにしています。

 

 

今日のテーマは「トヨタ式改善」です。

 

世の中から注目を浴びるトヨタ式改善

今、世の中で話題となっている「トヨタ式改善」

 

正確に言うと

 

「トヨタ式カイゼン」

 

 

定義を詳しく知りたい方は下記のURLからどうぞ。

 

エンジニアを中心にトヨタの仕事術を学び、日々の業務改善に挑戦しているのが今の流れです。

 

 

政府、経団連からも

「働き方は今後変えなくてはいけない」と言われていることもあり、多くの企業が挑戦しています。

 

 

今後、この動きは加速していくことは間違いないでしょう。

 

 

 

しかしながら・・・・

 

実際のところ、多くの方が嫌っています。

 

嫌っている理由は「業務改善できないから」

嫌っている人の多くは

「ただ仕事が増えた」


「意味がないことをしている」

 

「別に今やっているやり方でいい」

 

 

こんなことを思っていて、口に出したりしています。

 

 

そして

 

基本的にそういった方たちは

「上手く改善できていません」

 

 

上手くいかないので

 

ただただ苦労をしているだけ。

 

 

そのため

「トヨタ式はラインだから使えるノウハウなんだ!」と罵る人が増えています。

 

トヨタ式を活用できない人は「元々仕事ができない人」

ストレートに結論を言ってしまうと、この言葉の通りです。

 

 

実際、まさに自分そう。

 

 

「トヨタ式カイゼンなんて、机上業務に適応できるわけない」「工場やライン特有の業務改善」などと発言していました。

 

 

この発言からも、如何にトヨタ式カイゼンの本質を捉えていないかが分かります。

 

 

トヨタ式カイゼンを上手く活用することができない人に言えることとして

 

 

①やっている仕事の必要事項を把握していない(しようとしない)

 

②ただ漫然と仕事をやっている(業務改善しようとしていない)


 

③もともと視野が狭い(能力が低すぎる人)

 

こういった特徴があると言われています。

 

実際、その通りだと感じます。

机上業務に取り入れられないと言っている時点で思考停止しているはず。

 

 

上記の特徴について、深堀して解説していきます。

 

トヨタ式を使えない理由①
自分の仕事の必要事項を把握していない

トヨタ式というのは、実は特殊なことをしているものではないです。

 

 

「現状の把握」をして

 

「他に良い方法がないかな?」と考えているだけなんです。

 

 

 

【カイゼン】という言葉に囚われすぎて、革命を起こさなきゃなどと、肩に力を入れ過ぎて失敗している人が多いのですが

 

 

「現状把握こそが一番大切だ」と言われています。

 

 

試験勉強で例えると分かりやすいです。(この記事の読者は、電験受験者が多いので電験で例えます。)

 

トヨタ式カイゼン応用(電験3種編)

せっかくなので、電験で応用してみましょう。

 

 

理論科目で30点しか取れない人がいるとします。

 

この方は毎日3時間、6ヶ月勉強したのですが、全然成果が表れません。

 

180日×3時間=540時間

 

これだけ時間を投入して、30点しか取れない場合

 

 

残念ながら、次のうちのいずれかに該当していると推測されます。

 

 

①ダラダラ勉強している
⇒想定の速度以下(想定時間を経過しても成果が出ない)といった単純なムダ


②勉強範囲を間違えている
⇒要求事項からのズレているというムダ

③勉強手段を間違えている
⇒要求事項を直結していない手段というムダ

 

 

 

トヨタ式カイゼンの考え方を応用するとすれば

 

まず「現状、どのように勉強をしているか把握すること」から始めます。

 

 

そして

「勉強速度を改善」

「勉強範囲を改善」

 

「勉強手段を改善」

 

といったそれぞれのポイントから改善をするのです。

 

 

このような改善を図ると、電験で点を取ることができるようになります。(1ヶ月でかなり点は伸ばせます)

 

トヨタ式を使えない理由②
ただ漫然と仕事をやっている

これは従業員を責めているわけではありません。

 

どうしても仕事が忙しかったり、嫌な上司がいる職場では、こうなりがちです。

 

 

もし、会社側に問題があって、カイゼンをする気にならないのであれば、もはや仕方がないことだと自分は思います。

 

そもそもそういった職場の状況を作り出してしまっている会社が悪いです。

 

 

一方で、今のままの仕事のやり方を変えたくない!という人もいます。40代以上が特にこういった意見を持っています(30代以上もいます)

 

そういった方は考え方を変えて、新たなことに挑戦する気概を持って、新入社員に戻ったつもりで仕事に向き合ってみてはどうでしょうか。

 

 

たぶん凄いカイゼンが生まれることでしょう。

 

 

トヨタ式を使えない理由③
もともと視野が狭い(能力が低すぎる人)

正直に言います。

どうしても、こういった人材はいます。

 

 

学生時代に勉強をしてこなかったり、社会との関わりを持たない生活をしてきたといった人の中には

 

「周りのことが考えられない人」

「自分の考えだけが正しい」

 

と考える人がいます。

 

残念ながら、そういった方はトヨタ式カイゼンはできないかもしれません。

 

 

何故なら、新しい意見を取り入れようとしない為です。

 

 

トヨタ式は「既存のやり方で悪い部分を崩して作り直す活動」が故に、プライドが高すぎる場合には失敗に終わる可能性が極めて高いのです。

 

 

また、能力があまりにも低い方(経験が浅い方を含む)は、カイゼンステージに辿りつけていないので、もう少し自分自身を磨く必要があります。

 

冒頭で紹介した記事にも記載があります。(トヨタの「カイゼン」は何がすごい?継承される会社経営における教訓 - ライブドアニュース

 

まとめ

以上「《トヨタ式改善の体験談》使いこなせると最強。力量がない人は無理しか言えない。」の記事となります。

 

自分の業務を効率化して、早く帰りたいな・・と考えている方はトヨタ式の本質を理解しておくと良いでしょう。効率がかなり上がりますよ。

 

 

また、トヨタ式を学んで発見があったのですが

 

能力が低い人や、経験が浅い人はトヨタ式カイゼン自体を使いこなすことが難しいこともわかっています。

 

今日の記事での重要ポイントをまとめると・・・・

 

①現状把握をする

②各工程ごとで必要事項を整理する

③現状の方法を進化させる

 

 

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