電験法規完全攻略

法規合格まで毎日学習しよう

電験と他資格との同時受験【ステップアップで成功率は上げられる】

お疲れ様です。

 

電験を研究し続けている桜庭裕介です。

 

 

この「電験法規完全攻略」では

 

「法規に関する知識」に加えて、3つのメリットを手に入れて頂きます。

 

①勉強の習慣
➢記事更新に合わせて勉強することで、勉強継続のツールとして頂ければ幸いです。


②勉強・作業の効率術
➢効率を上げて、ササっと終わらせて好きなことをしましょう。


③仕事を終わらせるコツ
➢「仕事を早く終わらせる情報」を共有します。自分が人柱として、色々経験してきたので吸収して頂ければと思います。

 

色々挑戦し、苦汁も舐めてきたので

 

後世には同じ失敗をして欲しくないと思って、今日も記事に残していきます。

 

資格取得はステップアップで成功率を上げよう

先日、下記のようなツイートをしました。

 

[http://

]

 

資格取得についてのツイートです。


資格界に存在する「派閥」に言及するような内容でした。

 

 

「一つの資格取得に全力注力すべき」派



「複数の資格取得を目指してもいい」派

 

 

が世の中にはいます。

稀に「資格取得は絶対に1つずつ!!」といった意見を持つ方が超コメントして下さることがあります。

 

 

自分としては

 

「2つ3つの資格取得を並行して目指してもいい」という考えを持っています。

 

 

今日は、この話を深堀していきます。

 

年に1回の資格取得に全てをかけると、ショックが大きかった

自分は20代前半、とにかく焦っていた。

 

 

資格を何も持っていなかったからだ。

 

 

そのため、まずは難易度が高く、社会的に価値が認められている


「行政書士」

を狙っていた時期があった。

 

10年以上前の話となるが

当時は「難関資格を取得する人間は1つずつ」といった風潮があった。

 

 

例えば、行政書士の他に「電験」や「TOEIC」などを並行受験していると

 

「2頭追うものは1頭も得ず」や「浮気者」「軽いやつ」

 

などと言われることもあった。今は情報も溢れているので、こんなことを言う人は減ったと思う。

 

 

危険物取扱者(乙4)やボイラーは技士は簡単だから取らなくても良い・・などといったことを言われたこともある。

 

 

ところが、この教え?に沿っていたため、数年後に後悔することになるのだ。

 

行政書士は難しい。

難化していることもあり、裁判事例をしっかり理解していないと解けない問題が増えてしまったことで、過去問だけで対応が完全に不可能になった。

 

 

※電験がこのレベルに突入し始めると怖いと感じている。

 

 

自分は2回行政書士試験に落ちた。

中途半端に勉強していたこともあり、完全に半端な状態だった。

 

 

2年も経過したとき

「自分には何の実績もないこと」に気が付いたのだ。

 

資格試験は不合格のままだと実績が残らない

電験はまだ良い。

 

科目合格があるからだ。

 

 

しかし、行政書士は何もない。

 

実は、資格試験挑戦はこれが怖い。

 

 

どういうことかというと

 

 

今、自分が

「10年前にこんなに行政書士の勉強を頑張りました!!」


と発言したとしても、価値がないのだ。

 

 

社会的には一切、評価してもらえない。

 

 

知識は付いていると思うが

「何もせず、ゲームをしていた」と何ら変わらないのだ。

 

 

社会は「結果が出ていない頑張り」を認めるほど、優しくはない。

 

 

ここは肝に銘じておくこと。

 

簡単な資格から取得すると、実績とリズムが生まれる

資格挑戦をする上で

実績は、結構大事。自分の活力になる。

 

 

自分って、頑張ればできるんだ!

 

資格を2つ持っている!!

 

 

こういう達成感は勉強のモチベーションを保つ上で役に立つ。社会的にも、価値を認められているので余計頑張る気になる。

 

 

これを俗に「勉強のリズム」と言う。

 

 

達成感は、大きな物事を成すときほど必要とされると言われている。

 

 

スポーツ界でも、小さなハードルを沢山設けて、大きな目標を達成する人がほとんど。イチロー選手や大谷選手の頑張り方は多くの人が参考しているだろう。

 

いきなり、高いハードルを超えられるほど人間は強くない。

 

 

こういったこともあって、自分は「複数の資格挑戦」をオススメしている。

 

ただし、同等レベルの資格を2つ受けるのは危険

完全に自分の失敗談だが

 

「電験」と「エネルギー管理士」

 


こういったレベルが拮抗している資格を並行で受けることはオススメしていない。

 

 

エネルギー管理士と電験は一見すると、試験範囲が似ている部分がある。

 

しかし、両方の資格試験は難易度が高い。

 

 

「いやいや、エネルギー管理士は簡単だよ」という人もいるが、そういった人に限って、100時間以上の勉強時間を投入したりしている。

 


※自分の感覚ではあるが
「エネルギー管理士」は「ボイラー技士」や「危険物取扱者」の資格と比較すれば、2倍以上の勉強時間を投入する必要がある。熱が厄介だし、微妙に試験準備の内容が違ってくる。

 

オススメの資格試験は??

①危険物取扱者(乙4)

②ボイラー技士

③TOEIC

 

資格の価値については、別記事で詳細は紹介するが

 

 

これらはいずれも


「社会的な価値が高い」



「時間をそこまでかけなくても良い結果が手に入る」

 

 

上手くいけば、1年で総取りすることも可能だ。

 

今後のエンジニア業界の話

今後は「専門技術を持っている企業」が確実に伸びてくる。

 

 

中間搾取している企業が駆逐されて、技術をちゃんと持っている企業が生き残る。あるべき姿に移行していく時代だからだ。(東芝が倒産しかけたのも、まさにこれ。)

 

 

きちんとした技術があって、その対価を要求できる企業であれば、中小企業だろうと大企業だと関係はない。生き残る。

 

 

今やPFI法で、市から委託を受けて新しい会社が生まれている世の中。平気で20年契約を市と結んでいたりする。

 


「資格」はこういった現場を持つ企業にはかなり認めてもらえる。

 

※ひと昔前の大企業には「資格」は確かに効果はまだ薄いだろう。(学歴主義が残っているということ。ただこの学歴主義は崩れつつあり、学歴があまり意味がないことが広がりつつある。東大卒でも普通に要らないと言える企業が増えている)

 

❑覚えておくと得すること❑

老舗企業に比べて、規模が小さい企業(現場を持っている企業)には、物凄い効果を発揮するのが「資格」。

 

 

ボイラー技士も危険物(乙4)も、資格保有者が減少しているので、転職でも無双することができる。

 

 

まとめ

以上「資格取得はステップアップで成功率が上がる話【失敗談あり】」の記事となります。

 

今回の記事は「転職攻略の一つ」でもあると思います。

 

 

仕事の実績がないな・・弱いな・・と思う人は絶対に資格攻めを覚えておくべき。

 

 

武器は多い方がいいし、資格価値を認めてもらえる企業を狙う可能性も将来あるのであれば、絶対に資格は持っておいた方が良い。

 

 

あとで後悔するぐらいなら、来年一年頑張った方がよいだろう。