今日は「実家に帰りたくなった時の対処法(男)」というテーマで話をしていきます。
お疲れ様です。
電験および電気業界を研究し続けている桜庭裕介です。
ゴールデンウィークや夏休みの時期に、twitterで少し触れた話の続きとなります。
今回扱うテーマは「非常に重くて、解決が難しい内容」です。
電験法規完全攻略では
「如何に勉強環境を作るか」が重要で、それが電験合格に繋がる
といったことを伝えています。
短期間では習得が難しい資格は、普段の生活を安定させることが鍵だということですね。
これまでの体験上
長期休暇が明けた後は、特に注意が必要です。
実家に帰りたい複雑な感情
「ホームシック」という言葉がありますが、これとはまた「若干違う感情」が湧くといった人がいるのではないでしょうか。
まさに自分なのですが。
インターネット上にはこういった相談が多くあるので、自分以外にもいるかと思います。
特にエンジニアなんかは、地元に仕事がないので地元を離れているという人が多いと思います。
少し、自分の体験談を話します。
10代の頃の自分は、地元から離れて大学に通うことは結構平気でした。
ところが、20代になって仕事をするようになってから「実家に帰りたい」といった感情が湧き出てしまうことがありました。
これ、経験したことがある人は分かって下さると思うのですが、結構ツライですよね。
この感情はなんなんだ!?
この感情をどうやったら、和らげることができるのか!?
こういった話を掘り下げていき、解決策を見出そう。
実家に帰った後、この感情は発生してしまう
お正月やGW、夏休みといった長期連休で休みすぎてしまうと
・寂しい
・実家に帰りたい
・父、母、兄弟と楽しく暮らす日々が良い
こういった感情になることは珍しくない。実際、自分も泣いたりする。
やはり実家は楽しい。両親や兄弟、親戚は基本的に仲間。長期連休中は仕事もないので、リラックスして話ができる。
こうした楽しい・リラックスできる環境を経験すると、子供だった頃を思い出したりして
「実家に帰りたい衝動」が生まれてしまうのだ。
人は縛られると不快に感じる生き物
「〇〇しなさい」
「△△を気を付けること」
人間はこういった行動を縛られることを嫌います。
またぞれ以上に深いに感じるのは
「〇時までにこの仕事をやっておくこと」
「△時までに資料を提出すること」
といった時間の制約も人は苦手。
では、会社って、どんな感じだろうか??
想像の通りです。
【会社はものすごい拘束の固まり」である。(10時間以上も拘束されるだけでもキツイ)
・・・つまり、何が言いたいかというと
「会社に行きたくない気持ちが起こること」は不思議ではないということ。
そういう環境にいるので、実家に帰りたいと思う感情が湧くことは、なにもおかしなことではないのです。
(ここを認識しておくと結構、楽になりますよ)
実家に帰りたくなった時の対処法
それでは【実家に帰りたくなった時の対処法】をいくつか紹介するので、参考にして欲しい。
一般的にネット検索すると、出てくるものもあれば、自分が取り入れているものもある。
むしろ、自分が取り入れているやつは効果が高いのでオススメだ。(自分は家族が好きだし、考えると寂しくなるので、対処法が自然と身に付いた)
1.現住側の友人と話をする
これはネットにはなかったのだが、自分が取り入れている一番効果のある方法である。
今住んでいるところにいる意味がないから、寂しい気持ち、地元に帰りたい気持ちが生まれるのである。
今、実家から離れて暮らしているメリットを探すのだ。
そして、友人と遊ぶ約束をしてしまおう!
自分は毎回これで乗り切っている。
こうして会う約束をしてしまえば、今仕事を頑張っている意味が出てくる。かなり寂しい感情が薄れてくる。
2.今の仕事が修行だと思う
これも自分はよく使っている。
「1.現住側の友人と話をする」と併用している。
一つアドバイスをしておく。
仕事をしている意味を「お金」に見出そうとすると、苦しいことになるので注意だ。
どういうことか、簡単に説明する。
今、仕事している理由として、安易に「お金」を挙げてはいけない
社会人を経験すると、数十万円は持っているものだが、結局はそこから沢山差し引かれてしまう。
これを考え出すと、危ない。虚しい気持ちになる。
そして、次のような考えに至ったりする。
実家に帰って、居住費を抑えて、食費を抑えて、光熱費を抑えて・・・といった具合に「今の生活の代替案」を考えだしてしまうのだ。
というより、もはや帰った方が100%良いという結論になってしまう。
そもそも独身であれば、お金が十分な状態になっている可能性もあるので、即帰省したいとなりかねない。実際、自分の後輩は仕事をやめてしまい、長野県に帰ってしまった。
こういったことを経験しているので、自分は「仕事」=「トレーニング(修行)」と考えるようにしている。
いずれは実家に帰るけど、そのための修行だと言い聞かせて頑張っている。(・・・頑張っているという表現はあまり良くない。弱っている時に追い詰めると良くない。普通に修行僧のように過ごしているぐらいが良い)
3.趣味に没頭する
自分は「漫画」が好きである。
自分の実家は田舎なので、古本屋はない。
つまり、実家に帰ってしまうと単純にデメリットが発生するのだ。
こういう分かりやすいのは良い。
実家に帰りたい気持ちになっていると、盲目になりがちだ。
実家に帰るデメリットを明確にしておくと、精神が安定してくる。
4.実家は実家で煩わしいものがあると認識する
「実家にはたまに帰るから良い」という言葉の通りだ。
例えば、自分の両親が「同じことを何度も言う」等のことで、嫌になった経験があるだろう。
こういったことを具体的に思い出すと良い。
ただし、これは諸刃の剣。
思い出したら、最後。
圧倒的な思い出に押し返されることがある。
基本的に今やっている仕事というのはツライことがほとんど。(というより、仕事が楽しい感じて努めている人の方が少ない。統計で9割のサラリーマンが仕事がツライと回答しているものもある)
「実家の煩わしさを思い出して、帰省したい気持ちを抑える」は上級者が扱えるものだと認識はしておいて欲しい。
最近、自分は両親の煩わしさすら懐かしく感じるようになってしまった。基本的にこの対処法は使用しなくなった。
※親戚関係が年を取り、亡くなる人も出てきてしまった。環境の変化によるものも大きい。
実家に帰りたくなった時に使用してはいけない対処法
これも紹介しておく。
ネットではオススメされていたが、自分には合わなかった。
余計苦しむハメになった。
1.地元の友人に電話する
これは根本解決にならないし、余計寂しい思いをする。会いたくなってしまうだろう。
むしろ、連絡は取らない方がいい。
地元に帰れないい以上
「また会おう!」といった具合にばっさりと切ってしまった方がよい。1ヶ月ぐらい経って、元気になってから電話するといいだろう。
2.実家に帰る計画を立てる
これもダメだった。
自分は計画したら、即実行したいタイプ。
計画した時点で、感情が揺れてしまう。
数ヶ月は帰省できないのであれば、計画は立てない方がいい。余計に帰省したくなってしまう。
3.実家に電話する(連休の楽しかった思い出を話す)
これはアウト中のアウトだと自分は考えている。
というより、これで対処できる人はいるのか!?と自分は考えている。(こういった記事を書いている人に少し怒っています)
やってみると、感じると思うが
これは傷口をえぐる行為である。
LINEだけでも、キツイのに声を聞くのは・・・。
完全シャットアウトで、ラインだけをしよう。
もし、両親がどうしても電話をしたいという場合には、対処法を活用して耐力を付けてからにしよう。
まとめ
以上「実家に帰りたくなった時の対処法(男)【かなり解決は難しい】」の記事となります。
今週は、多くの人がツライ一週間。
どうにかして、勇気づけたいと思い、記事を書いた。
共に頑張ろう。
実家に帰りたい気持ちが抑えられない・・ツライ・・といった人は「修行をしている」と思おう。
少しは前に進めるはずだ。
多くの人に役立つ記事であることを願う。