「燃料電池に関する法律を学ぶ」
今回の記事は、燃料電池に関する問題を解説する。
昨今は太陽光や燃料電池に関心が集まっているいるため、非常に出題されやすい分野となっている。
また過去問題を見てみると、燃料電池に関する問題は「試験本番、選択肢を見ると混乱しやすい問題が多い」傾向にある。
「覚えるポイントを明確に」が勉強のコツだろう。
しっかり答えられるようになっておこう。
問題
・燃料電池は、最大使用電圧の(①)倍の直流電圧または1倍の交流電圧(500V未満となる場合は500V)を充電部分と大地との間に連続して10分間加えて絶縁耐力試験を行ったとき、これに耐えること
・燃料電池は次号に掲げる場合、自動的に燃料電池を電路から遮断し、燃料電池への燃料ガスの供給を(②)し、かつ燃料電池内の燃料ガスを(③)する装置を施設すること
一 燃料電池に(④)が生じた場合
二 発電電圧に異常が生じた場合又は燃料ガス出口における(⑤)濃度もしくは空気出口における燃料ガス濃度が著しく上昇した場合
「続きを読む」を押すと、解答とポイントが表示されます。
解答
①1.5 ②自動的に遮断 ③自動的に排除 ④過電流 ⑤酸素
解説
この問題で注意しておくポイントとしてはやはり「数字」だ。
覚え方のコツをよく聞かれるので、一例を挙げておく。
ちなみに自分はこの方法で、電験1種法規を乗り切った。
例えば、今回の問題でいうと
燃料電池は、最大使用電圧の(①)倍の直流電圧をかける試験をする。
また交流電圧をかける試験であれば、1倍の交流電圧でいい。
という一文があったが
「それを簡潔にまとめる」
王道の手法でもあるが、それ故にやはり効果が高い。
こんな感じだ。
【燃料電池試験】
直流:最大使用電圧の1.5倍
交流:1倍
こういったまとめを自分のノートにでも書いておこう。
自分はこういう間違いやすいポイントだけをまとめたノートも作った。
このあたりは個人の自由だと思っている。
自分の能力に合わせて、メモの取り方を変えていくことが重要だ。
7日目に進む
7日目は、遮断器に関する法律を学ぶ。
結構、間違う方は多い分野、問題だと思われる。
自分は比較的に苦手だった。一度経験しておくといいだろう。