お疲れ様です。
桜庭裕介です。
本記事では「資格取得を実現するためのワンポイントアドバイス」をしたいと思います。
知っている人は多いかもしれません。
それだけ知名度があって、効果もあることが実証されているからです。
資格試験は数ヶ月、長ければ半年、一年というスパンで勉強していくことになります。長期間になれば、なるほどある問題が発生します。
勉強期間が長いと、必ず陥る問題がある
その問題とは「脳が飽きる」といった問題です。
モチベーション自体はあって、毎日勉強しているのですが
なかなか勉強内容が脳に入らない・・・
この症状はある日、突然発生します。
そして、勉強効率が急激に低下していきます。
自覚症状がないので厄介
脳が勉強に飽きてきたとしても、あまり実感がないので気が付くのが難しいです。
実はこの症状は科学的にも証明されている内容でもあります。
脳には定期的に2つの刺激が必要と言われています。
①緊張感
②新鮮な情報
これらの刺激がなくなったとき、脳は稼働率を下げると言われています。
苦しんでいるときが成長のチャンス
こういった言葉を聞いたことがあると思います。
脳には刺激がいるというシステム上は、まさに理に適っている言葉であることがわかります。(場合によっては、本人はとても苦しい)
・新しい環境
・新しい知識
・新しい人間関係
これらは物凄い刺激なのです。
異動後や転勤後のストレスとも言われますが、ここを経験すると「新たなステージ」に到達することができます。
資格勉強の中でどうやって応用するか
塾や予備校が参考になります。
”受験勉強を成功に導く最先端技術”を持っています。
彼らは受験のプロ組織で、たくさんのノウハウを所有しています。自分も塾講師として仕事をしていた経験があるので、そこで多くを学びました。
このあたりは個人で勉強されている方は是非とも吸収すべきでしょう。
これまでの話を踏まえて、少し考えてみて欲しいです。
資格取得をするために「脳に刺激を与える必要があること」まで学びました。
それでは「どうやって、刺激を与えればよいのでしょうか」
自分で「山場」を計画する
ここがめちゃくちゃ大切です。
毎日30分勉強し続ける習慣は非常に有効な勉強手段なのですが、1ヶ月2ヶ月が経過すると、必ずと言っていいほど停滞します。
そこで「新しい勉強方法」を導入しましょう。
さらに「勉強時間」までも変化させましょう。
そして「勉強の速度」も変えましょう。
※「勉強する環境」を変えてもいいです。
≪POINT≫
①勉強方法に変化をつける
②勉強時間を変える
③勉強の速度を変える
④勉強環境を変える
脳に刺激を与えると、知識吸収が促進されることを実感してみて下さい
一流の予備校では
定期的に「模試」が行われたり、さらに「特別講義」も組み込んでいます
さらに、勉強時間を1.5倍にするような取り組みも行われています。
場所を変えて「試験会場」といった貼り紙を貼るだけなのですが、いつもと違う緊張感を生徒に与えたりしています。
自分が気に入っている刺激としては
勉強時間を0.8倍にするという「勉強時間減」「勉強速度上昇」が有効でした。
「勉強時間減&勉強速度上昇」の勉強とは
個人で勉強していると、ゆっくり勉強してしまっている人は少なくありません。
いい例えが仕事なのですが
本当の締切直前を想像してみて下さい。
・取引先に提出しなくてはいけない資料の作成
・幹部が持っていく資料の作成
・発表時間が決まっているスライドの作成
人間、追い込まれるとトイレにも行かなくなります。
口の中も乾燥し、緊張感と焦りで脂汗を書くようになります。
さらにひどくなると、手が震えたり、嗚咽が出たりします。
ひどい緊張感はそのぐらい人間の体調に影響を及ぼすのです。
自分も経験があるのですが
このときの仕事の速度は「確実に通常の2倍以上」だったと思います。
※テストでも、試験終了5分前!と言われてから急激に解けるようになったりしますよね。
この緊張感を普段の勉強に取り入れるのです。
一つの例を紹介します。
もちろん、本質部分を押さえてアレンジしてもらって結構です。
海外の大学では下記のような勉強方法が主流です。海外の学生は座学での勉強もできますが、それ以上に他人との議論が得意です。
というのも、海外の授業の構成上、議論時間が多く取られています。受け身でいることより、確実に勉強になるという考えがベースになっているためです
30分後、今日勉強した内容を要約して誰かに話す
いつも勉強している時間が1時間であれば、その半分の30分を勉強時間に設定しましょう。
勉強量をいつもの量のままです。30分以内に脳内にインプットして下さい。
そして・・・
勉強内容を誰かに分かりやすく説明して下さい。
これ、やってみるとめちゃくちゃ疲れます。
そして、記憶に深く残ります。
特に説明が上手くいかなかった部分は脳内に強烈な印象となって、深く刻まれます。
ここを復習のポイントにするのです。
こういった「山場」を自分で計画し、そこにコンディションを持っていくような取り組みは非常に有効です。
電験は模試がないですが、自分で工夫することで十分対応できますので、参考にして頂ければと思います。