お疲れ様です。
約50年以上の電験過去問を研究し続けている桜庭裕介です。
今日は「仕事ハック」の一つを紹介しようと思います。
ストレスを軽減させて、仕事の速度を高めるという魔法のような仕事術です。
実際にやることはシンプルなのでお試しあれ。
脳科学に関する情報は役立つものが多いので、電験法規完全攻略では定期的に配信していきます。
法規だけを勉強し続けると、苦しくなって、勉強頻度が下がる傾向にあります。(実生活で使用しないというのも大きな原因です。)
自分たちを取り巻く環境は昔よりハード
「マルチタスクは効率悪い」
「並行作業はするな」
「仕事を沢山やれ」
「残業はするな」
今の会社は、結構ブラック化しています。
上記のような矛盾要求をする上司は少なくありません。めちゃくちゃです。
「昔はな、残業なくても仕事は回ったんだ」
「それぞれが優秀な人材だったんだ」
などと発言する方はいますが
単純に「人員が減っているだけ」であることが多いです。
さらには「本来の仕事」に加えて「雑務」「手続き」の量までも増加の傾向にあります。しかも、昔とは違い、ざっくりとした仕事は許されず、ミスすることも許されない環境なのです。
どこの企業も品質を高めなくてはいけない状況。
こればかりは逆らうことのできない流れです。
では企業はどうすべきでしょうか。
仕事量が増えたら、人員を増やす
当たり前のことです。原則です。
しかし、これを無視して、残業時間を減らそうとまでしています。
印刷物の多い企業は多いですが
・そもそも印刷機の台数を増やしましたか??
・性能の良い印刷機を導入しましたか??
また事業所自体が狭く、良い環境とは言えないところでは
・改築しましたか??
・オフィス道具を買い換えましたか??
何が言いたいかというと
人員を増やさないなら、設備投資をすべき
ということです。
しかし、多くの企業はしません。
支出が増えるためです。
これらは会社オーナーなら当然すべきことでしょう。
今の時代、ベンチャー企業の方がよく改善しているように思えます。結果的に生産性が上がることを理解している柔軟な経営者が多く、過去の実績に囚われないからです。
古い体質の企業は過去実績、過去発注が邪魔して変われません。それ故に淘汰されていくのですが。
ここで一つ注意して欲しいことがあります。
「会社が苦しくなる前に、社員が必ず苦しくなる」という話です。
真面目に取り組んでいたら、社員が潰れてしまいます。ストレスでハゲてもおかしくないですし、病気になりかねません。
日本の平均寿命は伸びていますが、サラリーマンの平均寿命が延びたというデータはありません。(この統計を取ったら、正直怖いです。)
実際、自分がブラック組織で仕事をしていたときに行っていた仕事短縮の実例を一つ紹介します。
これは即使えるので、活用して頂ければと思います。
頭の切替回数を減らしてストレスを軽減させる仕事術
「頭の切替」と言われてピンときますか??
受験時期には少し聞いたことがあると思います。
数学の勉強をしていて疲れたら、国語の勉強をしよう
といったアドバイスは学校で学んだかもしれません。
ただこれ、やり方を間違えるとすごく疲れることをご存じでしたか??
一つ具体例を紹介します。
(発注管理でやりがちな「頭の無駄な切替」の例です。)
日本語を扱う回路と数字を扱う回路を短時間で活用する
これは非常に疲労とストレスをもたらします。
2枚の紙を用意して下さい。縦に並べて下さいね。
やって欲しいのは
上の紙に「あ」と書いたら
次に、下の紙に「1」と書く。
これを「い」「2」「う」「3」「え」「4」「お」「5」・・・を連続してやります。
しかもルールがあります。
上の紙には右から順番に「あ」「い」・・・横に綺麗に並べるようにして書いてください。しかも経理に提出することを想像しながら丁寧に。
下の紙には上から順番に
「1」
「2」
「3」
と綺麗に書いてください。
これ、めちゃくちゃ作業速度が落ちる上に、誤記や脱字が増えます。
そして、なにより・・・
めちゃくちゃ疲れます
こういった業務、やっていませんか??
自分はこういった仕事が結構ありました。
日本語と英語といったパターンも該当します。
上記で紹介した例を簡単にやる方法があります。
”日本語を書く作業”と”数字を書く作業”を分ける
速度で言えば2~3倍近く変化があるでしょう。
しかも、疲労具合も全く違うと思います。
あいうえお
12345
と書くだけ疲れる人はたぶんいないと思います。
50まで書いたとしても、精神的疲労はほぼないでしょう。
これを自分の業務に適応させてみて下さい。
めちゃくちゃ業務が楽になりますよ。
文書の体裁修正前ですが、1日でも早く知って欲しかったので、速報として配信しておきます。