お疲れさまです。
電験を研究している桜庭裕介です。
いよいよ12月に入りました。
来年の電験本番に向けて、勉強している方も、休憩中の方もいるかと思います。
これまでの自分の経験を踏まえて、一つ注意喚起を社会人の方にしておきます。
「12月は注意の月」
これがはどういう意味なのか、本記事でお伝えしていきます。
勉強計画に活かして頂ければ幸いです。
12月は「予算作成の時期」
学生の方は「予算」という会社の仕事について、あまりイメージが湧かないと思います。
簡単に説明すると
「来年はこういった作業があるから、5000万円予算を下さい」といった申請をするといったイメージです。
実はこれが面倒。
会社のお金なので、事細かに積算をする必要があります。
500万円:清掃
500万円:塗装
といったざっくりでは許されないのです。
超手間がかかります。
渾身の出来の書類(A3もA4も)を作る必要があるのです。
多くの資格学習者が12月に失速する
この記事で一番に伝えたいことがあります。
それは
「社会人の方はこれまでの勉強が無駄になる可能性が12月にはある」
ということです。
とにかく勉強時間が確保できなくなります。年末ということで、仕事も繁忙期となるためです。
さらに、そこへ予算業務が降りかかってきます。
予算時期に現場作業がある企業はヤバい
覚えておいて欲しいのが
基本的に
予算時期に現場作業がガッツリある会社は労働基準法を破る傾向にある
ということです。
一部上場企業でも、労基から指摘を受けた!といったニュースがこれからの時期に報道されますが
12月~1月であることが多いです。
その要因を見てみると「予算と作業のコンボ」であることが少なくありません。
ブラック組織にいた時は「0時が定時」
こうやって、記事にすると
「やばいな」と気が付くことができるのですが
当時の自分はそのヤバさに気が付くことができませんでした。
ブラック組織に所属していた時の自分は、毎日のように3時間以上残業をしていました。
むしろ、定時が0時。
最近は「建設業界の闇を暴く」といった活動をしていますが、電気業界でも「予算+現場作業」を担当一人が背負う会社はあります。
ここにハマると、死にそうになります。
現場作業が終わるのが17時頃。
そこから机上業務をする。21時。
さらに、そこから0時まで予算対応をする。
このループはかなりキツイです。
ハマったら、最後。
今年は原則、耐えるしかありません。
今年は緊急手段以外に逃げる手段はない
実際のところ「急遽仕事を休む」以外に対応策はありません。
今年は耐えるしかないのです。
異動には時期がありますし、転職にも引き継ぎ等で時間がかかります。
資格学習者は勉強を絶対に継続しましょう。
12月~お正月の期間に全く勉強していないと、一気に知識が抜けてしまう可能性があるからです。
仕事を辞めるわけにはいかない。
勉強も継続しないといけない。
❑ワンポイントアドバイス❑
(非常にしんどいですが、仕事をセーブして勉強にかける力を増やすぐらいの感覚でいるといいです。)
もし来年、理論科目や法規科目を受けるのであれば、毎日ちょっとでいいので参考書等を覗くようにしましょう。
全くやらないと、できなくなります。(経験済み)
職場は絶対に変わらない。異動or転職で逃げる
「予算+現場作業のコンボ」が嫌だ
「毎日残業3時間」は嫌だ
こういった方に対して、あるアドバイスをするようにしています。
これまでの自分の教訓から
「嫌なら辞めよう。無理をする必要は絶対ない」
こういったアドバイスをしています。
何故、こんなことが言えるかというと
「きちんと労働基準法を守る企業は存在する」からです。
身の周りを見てみて下さい。
意外と、残業をしないようにしないようにと工夫している企業は多いです。
グループ会社、孫請け会社の方がこのあたりはしっかりしています。(利益の関係からも、仕事内容からも残業はできないことが多い)
下記の記事でも書きましたが、時代は変わってきたように思います。苦しむのはむしろ親会社だったりします。
40代で電験取得する価値はあるのか【結論:価値あり。地元企業に入れる】 - 電験合格からやりたい仕事に就く
「来年は絶対に仕事場を変える!!」という方は、今のうちから準備しておくといいでしょう。
・履歴書
・職務経歴書
・企業選定
この3点をやっておくと、将来の自分がめっちゃ楽になります。
来年の予算時期までには「資格」を取って、戦えるようにしておくといいでしょう。
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