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【電験法規の勉強資料】自家用電気工作物の事故報告対象(12日目)

法規は毎日勉強して攻略する12日目

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「電気事故報告に関する問題」の中でも「報告対象」に特化した問題を紹介する。

過去出題された問題を見ると、自家用電気工作物の設置者の「報告事象を題材にした問題」もある。これは知らないと答えられない問題。

だが、知識として知っていれば、答えられるので比較的に難易度の低い問題。必ず正解したい問題だ。


この問題で押さえるべきポイントとしては「報告対象」「報告先」だ。なぜ「報告先」も覚える必要があるかというと、電験は同じ問題が出題されない試験であるためだ。だが、似たような問題が出るということでも有名なのだ。

つまり、何が言いたいかと言うと、選択肢以外の部分で押さえておくべき部分も覚えておけば点が取れるということだ。

 

問題

自家用電気工作物の設置者が遅滞なく、所轄の産業保安監督部長に報告する事象を選択せよ。
(1)発電所を廃止したとき
(2)需要設備を廃止したとき
(3)配電線路を廃止したとき
(4)需要設備の最大出力を550kwから1250kwに変更したとき
(5)送電線路を廃止したとき

 

「続きを読む」で解答とポイントが表示されます。

 

解答

(1)発電所を廃止したとき
(2)需要設備を廃止したとき
(3)配電線路を廃止したとき
(5)送電線路を廃止したとき

 

覚えるべきポイントの要約

平成16年の法改正により、「需要設備の最大電力の変更」の報告義務がなくなった。
②報告先が「所轄の産業保安監督部長」であることも押さえておこう。元は「経済産業局長」であった。こういったところが電験では狙いうちにされ出題される傾向にある。

 

自分はこの問題を「廃止」シリーズとして覚えている。設置者として、どんな事象の時に報告しなければならないか学べる問題だ。
最大出力の変更だけは報告義務がなくなったことを覚えておけば、他の項目は当然報告すべきだと感覚で分かると思うので、押さえておこう。

 

13日目に進む

 次は、「報告期限」に特化した問題を解いていく。
これまでに「報告の基本」「報告の対象」を学んだので、かなり点が取れるようになった。さらに報告期限も覚えると、かなり対応範囲が広がる。
大変だが、もう少し頑張っていこう。

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