法規は毎日勉強して攻略する19日目
前回記事では、電気用品安全法のうち、特定電気用品以外の電気用品を選ぶといった問題を紹介した。また、自分が試した中で一番覚えやすかった「安全法の対象となるものの考え方」も紹介した。
本記事では、特定電気用品を選ぶ問題を紹介する。前回学習した内容が頭に入っていれば解ける。挑戦してみて欲しい。
その前に、今日で「特定電気用品」の勉強が完了するので、まずは勉強計画の全体像を確認しよう。
しっかりと知識のベースを身に付けた後に「計算問題」に取り掛かろう。20日と書いているが、集中した時間を確保できれば、2日~5日で終わらせることは可能だ。
問題の種類は多くない。順を追って、学習していこう。
また、問い合わせがあったので、特定電気用品とそれ以外の定義についても、きっちりと解説に記載しておいた。問題を解いた後に確認しておこう。
問題
次のうち、特定電気用品はどれか。
(1)ジョイントボックス
(2)定格100V,500Wの炊飯器
(3)定格100Vの1000Wの電子レンジ
(4)外径15mm電線管
(5)外径20mm電線管
「続きを読む」を押すと、解答とポイントが表示されます。
解答
(1)
覚えるべきポイントの要約
「特定電気用品」と「特定電気用品以外の電気用品」の違いを記載しておく。
「特定電気用品」
不良があると、火災・感電といった危険や障害が発生する影響の大きい用品のことを示す。
「特定電気用品以外の電気用品」
比較的に安全性の高いものである。
そのため、家庭にある大部分の電気用品が該当する。
今回は「特定電気用品以外の電気用品」をリストアップしたので、ここに載っているものは、特定電気用品ではないと覚えておこう。
試験では身に覚えのあるものばかり試験に出るので、そういった観点で記憶に入れておこう。
【特定電気用品以外の電気用品】
①電線管
②栓形ヒューズ・筒形フューズ
③電磁開閉器、ナイフスイッチ
④照明関係
⑤電気冷房機、電気温風機・換気扇
⑥電子レンジ等の家庭製品
⑦リチウムイオン蓄電池
20日目に進む
勉強を開始して20日目となり、「電気用品安全法」が完了する。
間違えてもいいので、一通り挑戦してみて欲しい。これまでの解説の内容も思い出せるか、自信を持って回答できるかもチェックしながら進めて欲しい。